ボホールでの日本語教育&英語学習インターン体験記

AIAPボホール校でインターン留学をした工藤大和さんの体験記です。

2024年の9月から3か月間、フィリピンのボホールで日本語を教えながら英語を学ぶインターンシップに参加しました。この期間中、文化交流を通じて多くの学びと成長を経験しました。以下にその体験をまとめます。

〇英語力が向上

3か月間のインターンを通じて、英語力が確実に向上したと感じています。特に、スピーキングやリスニングのスキルが伸び、日常会話に対する自信がつきました。また、TOEICのリスニングの点数が200点近く上がり、自分の成長を具体的な数字で実感できたことは今回のインターンで学んだおかげだなと思いました。英語を使う環境に身を置くことで、自然な表現やネイティブらしい言い回しを学ぶことができ、この経験を通じて英語学習の楽しさを再確認しました。

〇フィリピン人に日本語を教える難しさ

フィリピン人の生徒に日本語を教える中で、最も難しいと感じたのは、文法や発音の説明でした。日本語の文法構造は英語やタガログ語と異なり、生徒たちが理解しやすい例を用意することに苦労しました。また、「は」と「が」の使い分けや敬語表現の複雑さを教える際には、自分でも改めて私たちが「話す、使う」日本語を見直す機会となりました。授業の準備や教え方を工夫しながら挑戦を続けました。

〇生徒と日本語で話せる嬉しさ

授業を進めていくうちに、生徒たちが少しずつ日本語を理解し、簡単な会話ができるようになったときの喜びは今も忘れません。日本語での会話のキャッチボールをするたびに、生徒たちの努力と成長を感じ、自分が役に立てていることに嬉しさを感じました。彼女らの明るい笑顔や前向きな姿勢に、私自身も多くの元気をもらいました。

〇英語の先生とオンラインでつながり、授業を受ける楽しさ

インターンでは日本語を教えるだけでなく、英語を学ぶ機会もありました。フィリピンの先生方とオンラインでつながり、英語の授業を受ける時間はとても楽しく、有意義なものでした。先生たちはフレンドリーで、わかりやすく教えてくれるだけでなく、私の興味やレベルに合わせた内容で授業を進めてくれました。そのため、楽しく英語を学びながら、自分の弱点も改善することができました。

〇フィリピンの生活と文化を学んだ

フィリピンでの生活を通じて、その国特有の文化にも触れることができました。フィリピン人の温かくフレンドリーな性格や、家族を大切にする価値観にはとても感銘を受けました。また、地元の市場での買い物や伝統料理を味わう体験、現地のお祭りへの参加などを通じて、フィリピンの文化や日常生活に親しむことができました。

終わりに このインターンシップは、私にとって挑戦と成長の場となりました。日本語を教える難しさと楽しさ、英語を学ぶ面白さ、そして異文化交流の大切さを実感した3か月間でした。この経験を今後の学びやキャリアに活かし、さらに成長していきたいと思います。

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