フィリピンへの入国の流れ

マニラ国際空港での入国手続きについての重要な情報をご案内いたします。

フィリピンへの入国はシンプルですが、事前に知っておくべきポイントがいくつかあります。
こちらを参考にして、スムーズな入国を目指しましょう。

空港送迎について

空港までスタッフがお迎えに上がります。
公共交通機関で来られる際は、事前にお知らせください。

送迎サービス料金
片道6,000円/人
ご家族、友人同士で同乗される場合は、お一人様 片道3,000円となります。

入国時の基本手順

入国カードの準備

通常、飛行機内でフライトアテンダントから配布されます。
このカードは入国審査で必要となり、パスポートと共に提出します。

健康チェックシート

渡航日に慌てないよう、事前に内容を確認しておくことをお勧めします。

これらの書類と手続きは予告なしに変更される可能性がありますので、渡航前に必ずフィリピン大使館の公式ページで最新情報を確認してください。

入国審査での注意点

入国目的の申告

「勉強、留学」と答えると、多くの質問を受ける可能性があります。

そのため、入国目的は「観光」と申告してください。
これは、入国時にはまだSSP(就学許可)がないためで、AIAPに到着後、SSPの手続きを行います。

SSPについて

SSP(特別学習許可書)は、フィリピンで合法的に勉強するために必要なビザの一種です。

当校では、30日間の無料ビザ期間内にSSPの申請を行いますのでご安心ください。

30日以上の滞在について

30日以上フィリピンに滞在される場合、観光ビザの延長に関して質問されることがあります。この際は、現地で観光ビザを延長する旨を説明してください。

フィリピンでは、30日間の無料観光ビザが自動的に発行されます。観光ビザを持って入国し、その後、当校でSSP(特別学習許可書)を発行する手続きを行います。

出発当日の流れ

日本での出国手続き

(1)搭乗手続き(Check-in)

利用する航空会社のカウンターで航空券とパスポートを提示し、搭乗券(ボーディングパス)を受け取ります。
荷物を預け、引換証(クレイムタッグ)を受け取ります。荷物には必ず名札を付けましょう。

(2)手荷物検査(Security Check)

X線探知機で手荷物を検査し、金属探知機をくぐります。

(3)税関(Customs)

※留学時は税関は関係ないことが多いので、手荷物検査の後は速やかに出国審査に進んでください。

外国製品・貴金属を持って出国する場合は「外国製品の持出し届け」に品名・数量・特徴などを記入して提出し、係員に現物を提示します。
承認印を受けた用紙は、帰国時まで保管します。
(これをしないと帰国時に海外で買ったものと区別できずに課税されることがあります。)

国内で購入した免税品を持って行く場合は、「輸出証明申請書」2通と現物を提示して承認印を受けます。
(税関の証明がないと、購入店から税金相当額の請求をうけます。お土産に免税品を買って行くときは気をつけましょう。)

(4)出国審査(Immigration)

旅券(パスポート)・搭乗券を出国審査官に提示します。
通常は何も尋ねられることはあまりありませんが、目的等を聞かれた場合は「観光」とお答えください。

(5)搭乗(Boarding)

搭乗口に着いたら、航空会社の係員から搭乗案内のアナウンスがあるまで待ちます。出発時刻の20~30分前になると、アナウンスが流れるので、これに従って搭乗してください。

フィリピンでの入国手続き

(1)到着

空港ターミナルに入ったら、到着(Arrival)または入国(Immigration)の表示に従って進み、入国審査の場所へ向かいます。

(2)入国審査

パスポート(eTravelの提示を求められることもある。eTravelに関しては別紙参照)を入国審査官に提示します。

旅行目的や滞在期間などを質問されることもありますが、ほとんどの場合は何も聞かれずにパスポートに入国スタンプを押してもらえます。

※旅行目的を尋ねられた場合は「観光」(sightseeing)、滞在期間を尋ねられた場合は復路のチケット取得日をもとに正しく日数を伝えてください。

※入国審査時に「留学」や「勉強」と答えると、学生ビザのことや学校所在地などを詳しく尋ねられる場合がありますので、英語に自信のない方やビザのことに詳しくない方は「観光」と伝えてください。ビザに関しては学校に到着後、当校がすべて手続きを行いますので、審査官との英会話に関して不要なトラブルを避けるため入国時は「観光」とお伝えください。

※入国審査の具体的な流れ

① 入国審査官に、パスポートとチケットをお渡しください。ほとんどの人は、質問されることなくそのままスタンプを押してくれますので通過してください。

② ときどき、「入国の目的は?」と聞かれることがありますが、その場合は「観光」(SightseeingもしくはVacation)とお答えください。

③ 「何日フィリピンに滞在するか?」と聞かれた場合、復路のチケット取得日をもとに正しく日数を伝えてください。

※もし捨てチケットを取っている場合、捨てチケットでの日数を伝えてください。

④ (3ページ目の)(方法3)の方法でチケットを取得している場合、「どうして長期滞在をするのか?」「ビザはどうするのか?」と質問される場合があります。

この場合も、基本的には笑顔で「sightseeing」と答えていればほとんどがそのまま通してくれます。ただし、それでもしつこく審査官があれこれ尋ねてくる場合は、以下のようにお答えください。

◎I will extendVISA by myself. My friend will support me.

(自分でビザの延長をします。友達がサポートしてくれます)

※上記(方法3)の場合は自己責任となりますのでご了承ください。もしオフィスなど別室に連れていかれた場合は、以下の携帯に電話をするように伝えてください。

(3)荷物受け取り

入国審査が終わったら荷物受取り所へ向かいます。

荷物が出てくるターンテーブルは飛行機の便名ごとに別れているので、案内板で搭乗便名の表示があるターンテーブルを探し、搭乗した便名が記載されているターンテーブルで自分の荷物をピックアップします。

自分の荷物が出てこなかったり、破損しているなどのトラブルが生じた場合は、空港係員にチェックイン時に渡されたクレーム・タグ(荷物引換証)を提示し対処してもらいましょう。

(4)税関申告

自分の荷物を取ったら機内で渡された税関申告書(下記参照)に必要事項を記入し、税関ゲートの審査官に提示します(税関ゲートはターンテーブルから先に進んだところにあります。機内で税関申告書をもらえなかった場合は、税関申告場所の近くに備え付けられていますのでそこで記入してください)

免税範囲内であれば「申告なし(Nothing to Declare)」のランプがついているゲートへ行き、出口へ進みます。

(5)到着後の待ち合わせ

到着ロビーに出られた後は、待ち合わせ場所まで移動をしていただきます。各ターミナルによって待ち合わせ場所が異なりますのでご注意ください。

  • 第1ターミナル…JAL、PAL(フィリピン航空:国際線)など
  • 第2ターミナル…PAL(フィリピン航空:国内線のみ)※例:セブからマニラに来る場合など
  • 第3ターミナル…ANA、ジェットスター、セブパシフィック航空、AirAsiaなど
  • 第4ターミナル…エアアジアゼスト、タイガーエアフィリピン航空

※ここではほとんどの国際線が到着する第1、第2、第3ターミナルの待ち合わせ場所をお伝えします(第4ターミナルに到着される学生様に対しては、個別でご連絡いたします)

◎第1ターミナルの待ち合わせ場

(1)到着ロビーから扉を通って外に出ます。

(2)写真のような横断歩道がありますので、そこを直進してください。
この際、タクシーなどの客引きに声をかけられる場合がありますが、無視してください。

(3)横断歩道を渡り切ると、左右に分かれたスロープが見えてきます。
このスロープを右に曲がって下っていってください。

(4)スロープをくだると、下の写真のような場所にでます。

(3)スロープをくだると、下の写真のような場所にでます。

周囲を見渡すと、すぐ近くに「Duty Free Shop」が見えます。その目の前の横断歩道を渡ると鉄のゲートがあり、このゲート付近にてドライバーが「Face to Face English School Welcome○○(生徒様の名前)」と書いたボードを持って待機しています。

ドライバーと合流後は、一緒に車までご案内いたします。

※ドライバーはこの門の前に待機しています

◎第2ターミナルの待ち合わせ場所

第2ターミナルは非常にシンプルな構造なので、迷うことはないと思われます。
ターミナルの出口を出られたら道沿いに右に向かって50mほど進んでください。

ターミナルの出口を出ると道沿いに大きな石の柱がたくさん立っています。そこに「Bay1, Bay2, Bay3…」と標識が貼り付けられています。ドライバーとの合流場所は「Bay20」の前になります。

◎第3ターミナルの待ち合わせ場所

第3ターミナルも非常にシンプルな構造なので、迷うことはないと思われます。ターミナルの出口を出られたら道沿いに大きな石の柱がたくさん立っています。

そこに「Bay1, Bay2, Bay3…」と標識が貼り付けられています。「Bay3」の付近で「Face to Face English SchoolWelcome○○(生徒様の名前)」と書いたボードを持ったスタッフが待機しています。

※待ち合わせ場所がわからず、万が一迷われた場合は近くの警備員などに声をかけて携帯電話を貸してもらい、下記番号までご連絡ください。

(電話を借りた場合、チップを要求されることがあります)

09369005412ドライバーの番号(英語のみ)

※上記がつながらない場合、以下にご連絡下さい

09603005899(スタッフ携帯1)
09603005679(スタッフ携帯2)
09171203325(スタッフ携帯3)

◎入国カードの書き方(入国カードの様式は予告なく変更される場合があります)⇒フィリピンへの入国カードは2023年5月1日から廃止されます。代わりにeTravelの登録が必要になります。詳しくは別紙をご参照ください

※最終更新日:2023年4月15日

まとめ

フィリピンへの入国手続きは比較的シンプルですが、少しの準備と知識があると、より安心して渡航できます。
この情報が皆様のフィリピン入国をスムーズにし、留学生活のスタートを快適にするお手伝いとなれば幸いです。

留学が有意義で楽しいものとなりますように。

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